「けち」の実例

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メニューを考える手間をケチる

毎日の食事のメニューを考えるのが面倒,という人が多いと思います.

以前,姫路に住んでいたころは,土曜に1週間分の夕食メニューを考えて,車で一週間分の食材を買い出しに行っていました.7日分のメニューを考えるのは,1日分のメニューを考える時間の7倍よりずっと短いし,メニューが定まっていれば,食事作りの時間も短縮できてハッピー♪ (逆に,台所に立ってからメニューを考え始めると,いつになっても出来上がらず,イライラ.)

品川区に引っ越してからは,コープの宅配(週一)を使っていたので,その注文前に「次の一週間」の夕食メニューを考えていました.ちょっと先のことを考えなくてはいけないけども,やっぱり,何日分かを同時に考えたほうが楽です.

実家に戻って,今は息子と二人暮らし.しばらくは自分一人の夕食だったので,毎日行き当たりばったり料理していましたが,コロナで親子ともども在宅勤務になって,状況がまた変わりました.食べる&作るのが二人になっただけでなく,今度は,昼食も毎日自炊です.

以来,我が家の昼食は曜日でメニューが固定されています.

  • 月曜:丼もの (親子丼,牛丼,スタミナ丼,三色丼...)
  • 火曜:チャーハン系 (デフォルトチャーハン,キムチチャーハン,カレーチャーハン,ガーリックチャーハン...)
  • 水曜:お好み焼き (バリエーションは無し)
  • 木曜:パスタ (ボロネーゼ,キノコクリーム,オニオンスープ,ホウレンソウクリーム,ナポリタン...)
  • 金曜:焼きそば (夏場は冷やし中華)
  • 土曜:外食 その後,買い物
  • 日曜:パン食
これだけ決まっていれば楽勝です.そして「午前の仕事がひと段落した方が作る」「作らなかった方が洗いものをする」のが原則.

食材の買い出しは毎週土曜と水曜.買い物の前に次の買い出しまでのメニューを息子と決めて,同時に買い物リストを作れば,買い物もパパっと終了.

私は出勤日がだいぶ増えましたが,いつまでこの生活を続けられるかな.


保冷材の廃棄

「ケチ」とは少し違う話題ですが.

ときおり自宅にやってくる保冷剤を捨てれないでいました.冷凍庫がだんだんと保冷剤で占領されていく・・・ 自治体は「袋を開けずに燃えるゴミへ」と言いますが,一方で「保冷材の99%は水」とも聞きます.「生ごみはしっかり水切りをして,焼却費を減らしましょう」なんて言われているのに,ほとんど水である保冷剤を燃えるゴミへ!? 何十年か昔,同様に水分たっぷりのゴミを出したくなくてできるだけ布おむつを使ったり,自分自身も布ナプキンを使っていた私にとっては,アリエナーーイ!

「中身が有害だから開けたら危ない」というわけではなさそうです.それならば,と,袋を開けて中身を出し,乾燥させてみることにしました.

しばらく天日干ししたら,ゲル状が干からびていき,ほんのちょびっとになり,気兼ねなく燃えるゴミにポイ! あー,すっきり!

次回は,どのくらい減るか,重さを測ってみようと思います.


種を買わない農業(続)

3年ほど前に,庭の木に絡まっているツルに,ムカゴがついて(成って?)いるのを発見.へえぇ,どこから飛んできたんだろう?どんなイモだろう?と思い,秋に掘り返してみました.が,イモの種類を判別できるほどのサイズにはなっておらず,謎のまま忘れていました.

そして昨秋.使ってなかったプランターをひっくり返したら,ミニサイズの長芋が出てきた!プランターの底までは下に延び,あとはプランターの底に沿って横に伸びているのでL字型ですが,これはたぶん長芋でしょう.正体見破ったり!

この春は,これを種イモにして,長いも栽培&グリーンカーテンに挑戦してみようと思います.長芋は,太い部分を食べてしまっても細い部分を植えればまた芋が再生されるので,上手くいけば毎年,自家製長芋が食べれる!?


夏の節電!

細かいケチケチ作戦ではなかなか目にみえた節電効果が見られません. エアコンの無い我が家は,「クーラーの温度を高めに設定して節電」という方法も取れません. そもそも,我が家で一番電気食いなのは? ・・・たぶん,15歳を超える冷蔵庫でしょう.音がうるさくなってきたし, 省エネタイプの新型冷蔵庫が売り出されてるし・・・ そんなわけで,電気製品好きの息子と一緒に吟味に吟味を重ね,ついに最新型冷蔵庫君を迎えました.

ちょっと使ってみての感想:

これで,ほうっておいてもかなり節電できているはずなのだけれど,四六時中エコワットの数値を眺め, 毎日の電気使用量をメモり,日中の最高気温との関係をグラフ化している私っていったい・・・

(追記:新冷蔵庫導入後の電気料金は,なんと25%オフでした.減少分がすべて冷蔵庫のおかげだと考えると, 冷蔵庫の消費電力は1/3から1/4に減った計算です.いまどきの省エネ技術はすごい!)


節電!

16年前に神戸で,しばらくガスなし生活を送りました.炊飯器・電子レンジ・沸騰ポット・ホットプレートを駆使して,食事を作っていたのを思い出します.今は逆.いかに電力を他のエネルギーで置き換えるか?を考える日々.

職場では,広い部屋の窓辺に一人なので,部屋の照明はOFFにして,机に電気スタンドを取り付けました.部屋のエアコンは使うなとの通達が来たので,春になっても厚着して通勤.

家では,暖房はガスヒーターなので温まれます.お風呂も気兼ねなく. 朝食のパンをオーブンレンジでトーストするのをやめて,できるだけご飯中心に.炊飯器もしばらくはお休みして,ご飯もナベ(ガス火)で炊いています.冷蔵庫はどうにも避けられず,とりあえず最弱設定. 家族は,できるだけダイニングキッチンに寄り集まって,照明の電気を節約.電気代はどのくらい減るかしら.


バッグだって繕っちゃえ(その2)

皮のショルダーバッグがくたってきたときに,ちょっと高価なカバンに買い換えました. 大事になが〜く使うぞ!と思っていたのに,思ったより早く,マジックテープがぼろぼろになってしまいました. 購入した店に「修理できますか?」と持って行ったら,「できますが,かなりかかりますよ」と言われ,自分で付け替えることにしました.

早速,色付きのマジックテープを購入.仕立てた後の修理は,縫い目が表に出ないようにするのが大変でしたが,一目一目注意して縫いつけたら,はい,元通り.今度は,生地の汚れの方が気になってきました.


種を買わない農業

2年ほど前,冷蔵庫の野菜室に眠っていた古い野菜の種を庭に廃棄しました.そうしたら,昨年の冬,雑草と一緒に見慣れた草?が生えてました.チンゲンサイが1株,春菊が5,6株. 春にはそれぞれ花が咲き,そして実がなりました.その種を秋にプランターに種まきをして,今,収穫しています. これを少し春まで残しておけば,また花が咲いて実がなって,,,,種を買わなくても無限に野菜が作れるわ! (昔はみなこうやって野菜を育てていたのでしょうね.)

もう一つ.初めてワタを育ててみました.たったの3個しか実がはじけなかったのですが,はじけた真っ白いワタの中に,たくさんの種が入っていました. 春に購入したのは10粒の種,3つの実で種が30個以上.来春は3倍種まきできるので,3倍収穫できて,種も3倍とれて,その翌年は・・・夢は広がります. 実際にはスペースがないのですけれどね.野菜は,翌年の種を取るためにはその分は食べないで残さないといけませんが,綿の木はワタを収穫しても種が残る,その上,木自体も越冬できるらしい,というのがとても魅力的です.(追記:日本では,越冬は無理らしいです.)


けちけち流クッキング -- ハンバーグ --

ハンバーグって,子供たちの好物ですが,ちょっと面倒です.そうだ,今晩はハンバーグにしよう!と 思っても,ひき肉は冷凍庫・・・電子レンジで解凍するのって,電気代がもったいないし,時間がかかる・・・  玉ねぎを炒めて,冷まさないと肉と混ぜれない・・・ 作った後,使ったボールが脂だらけで, 石鹸(洗剤)やお湯をいっぱい使わないときれいにならない・・・ そんなわけで,私の作り方はこれ!

思い立ったがハンバーグの作り方
  1. ひき肉は,バラ凍結されている合いびき肉を購入しておく.
  2. たまねぎをみじん切りにしてフライパンで炒める.
  3. ひき肉の入った袋の中に,玉ねぎを熱いまま構わず投入.袋の中で急いで混ぜる
  4. 他の材料(卵とか,牛乳でふやかしたパン粉とか,調味料とか)を袋に加え,良く混ぜる.
  5. 普通に丸めて焼いて,出来上がり.
料理研究家とかに怒られてしまいそうな作り方ですが, 「肉を解凍する必要なし」「玉ねぎを冷ます必要なし」「ボールを洗う必要なし」.さすがに,手はべとべとになるので それだけは洗います.


好きなスーパー,嫌いなスーパー

もったいないおばさんの私は,スーパーでレジ袋をもらうのが嫌い.それで,近所のスーパーマーケットが好きなスーパーと嫌いなスーバーに分けられます.

好きなスーパーでは,レジのおばちゃんが「袋をお持ちですか?」と声をかけます.「はい,持ってます!」と言うと,ポイントをくれます.ちょっと嬉しい (^-^).

嫌いなスーパーでは,レジに『レジ袋不要』のピンクのカードがあるので,それをレジのお姉さんに渡します.でも. お会計の後にはお姉さんはレジ袋をくれます.がっかり.

実家に遊びに行ったとき,母と実家のそばのスーパーに買い物にいきました.空の袋もいっぱい持って.会計の際,レジに『レジ袋不要』のカードがあったので,お姉さんにそれを出し,お姉さんに聞こえるくらい大きな声で母にむかって「『レジ袋不要』のカードを出しても袋をくれる店があるんでやんなっちゃう」と言いました.そして,会計後. お姉さんはレジ袋を何枚もくれました. どうすりゃいいんだか.


冬の暮らし

我が家の夏の暮らしを書いたので,冬の暮らしも書いてしまいましょう.エアコンがないのは下で書いているとおりですが, 床暖房とかホットカーペットとかもなくて,暖房器具は小さいガスファンヒーター3台だけです. ひょいと片手で移動できるサイズが気に入っています. そして,小ささもさることながら,なんと設定温度は17度になっている! 家全体を暖めるのではなく,局所的に暖める. それで,ヒーターの前でごろごろ漫画読んでる子供がいるわけですが,それが半そでTシャツ姿だったりする. 暑いんだか寒いんだか...もちろん私に目撃されると「暑いんなら消すよ! ピッ!」とヒーターを消されますけど.

ちなみに,コタツは存在しますが単なる机になってます.借家に越す前にはブルーフレームも使ってましたが灯油ストーブは借家ではNGなので押入れに眠ってます.


電化製品(掃除機とエアコン)

先日,長く電車に乗る機会があり,暇つぶしに本を買いました.藤村靖之著『愉しい非電化』(洋泉社) いやー,これはヒットでした.この本を読んで最初にわかったことは,掃除機を使うのっていろいろな意味でもったいないんだー,ということです. 滅多に掃除機を使わない私は知らず知らずのうちに「もったいない精神」を発揮していたわけだ. 誤解がないように言っておきますが,毎日のように掃除はしてますよ.箒と塵取で. それから,えー,あれは何て呼ぶのかな,フローリング用で柄のついたものに使い捨ての不織布っぽいものを付けるアレ,を使っています. でも,使い捨てるのはとても気が引けるので,ゴミを取っては何度も何度も使っているけちんぼです.(追記:最近は洗って使い回せる物を利用.)

電化製品といえば,普通の家にあって我が家にないものがいくつかあります. たとえば髪を乾かすドライヤー(自然乾燥させます).たとえば沸騰ポット(必要なときに必要なだけ沸かします). 極めつけはエアコン.夏は沖縄より暑い東京23区内に住んでいながら,ないんです. 暑ければシャワーを浴び,暑くて食欲がなければ近所の冷房の効いた料理屋に避暑に行きます. 熱帯夜にはアイスノンを枕にします.そして,階段の下から二階へ向けて扇風機が回っている,という家です.


柿の実

庭の柿の木に,毎年たくさんの実がなります.我が家ではあまり柿を消費しないので,この冬は全く取らずに放置していました. だんだんと実がしわしわになるのを見てみぬふりをしつつ,食べ物を粗末にしているような罪悪感を感じていたのですが,あるお天気の良い日に夫に呼ばれていってみると,おお〜,たくさんの鳥が柿の木に集まっているではありませんか. そっかー,冬のえさのない時に食べ物を提供していたんだな,と嬉しくなりました.

ちなみに,来ていたのはスズメ,きれいなウグイス色のメジロ,少し大きいムクドリ,そしてカラスです.人間がいないとカラスが,ひとの気配がするとカラスは近づかずにスズメ,メジロ,ムクドリが仲良く一緒に柿をつついていました.

都心で珍しく雪が積もった翌日,柿の実はすっかりなくなっていました.鳥が食べきってくれたのかな,それとも雪の重みか寒さで落ちてしまったのかな.落ちてしまったのだとしても,庭の養分として柿の木に還元され,また来年の鳥のえさになる,そう思うとケチンボの私も心穏やかでいられます.


伊東屋で見つけたうっとり小物

夫の買い物に付き合って銀座の伊東屋に行きました.そこでウットリするものに出会いました.

まず,文具のフロアでボールペンの替え芯売り場を見つけました. ボールペンって,使い切る前になくしたり,ペン先を傷めてしまって最後まで使い切ることが難しいので,使い切ったこと自体がかなり嬉しい事なのですが,すっかりインクがなくなった芯を取り出し,ぴったり合った新しい替え芯に入れ替えるのは,それ以上に嬉しいです. だから,新しくペンを買うときには,身近で替え芯が手に入る物を選ぶようにしているのですが,ここにはたくさんの種類の替え芯が売っていました.これを見てウットリ〜としていたら,おっ! 替え芯売り場のすぐ下の引出しには,シャーペンの替え消しゴムが売っていました!!!

シャーペンのお尻(頭?)に付いている小さな消しゴム,あの消しゴムって小さくてあっという間になくなってしまって,買い替えはできない(と思っていた)から,もったいなくて使えない. せっかく便利についているのに使えないって,とっても悲しい....(消しゴムが芯を入れる口の蓋になっている物の場合,うっかり消しゴムをなくしてしまうとシャーペン自体が使えなくなるし.)  実は,大学生協で聴いてみたことがあるんですよ.替えの消しゴムって無いんですか?と.確か,「商品としては存在するが,扱っていない」というような答えで,がっかりしました.

さすが,伊東屋.細いのや太いの,たくさんの種類の替え消しゴムが揃っていました.あ〜シアワセ〜という気分でした. 今回は購入しませんでしたが,これで遠慮なくシャーペンの消しゴムを使えます.(でも,普段はシャーペンは使わないんだった...)


バッグだって繕っちゃえ

世のご婦人方とは異なり,私は毎日毎日,同じショルダーバッグを持って通勤しています. (複数あってももったいないし,バックを変えると忘れ物をするので.) どんな服にも合うように,いつでも茶色の皮(あるいは合皮)のバッグです.以前使っていたものは,かなり黒光りしてきたところで 新しいものに変えました.今使っているものは,ふちが薄い皮でパイピングしてあるので,そんなに長く使っていないのに, 薄皮が破けてボロボロになってしまいました.これで捨てるのはもったいない...でも,かなりかっちょ悪い.

そこで,じぶんで繕(ツクロ)うことにしました! まずユザワヤに行って,皮製のバイヤステープみたいなものを買ってきました. それから皮用のミシン針と太い糸を,近所の手芸屋さんで購入.根性でミシンかけをしましたよ! すでに立体的になっているバッグの一部を縫うので,綺麗に縫うのは不可能. でも,ボロボロよりはずっとマシなバッグになりました.(あまり見ないで〜.)


シャンプーの別の用途

けち,とは違うかもしれないけれど,最近,シャンプーの別の用途を教えてもらい,とても嬉しいのです. それは,お風呂場に出てきたゴキブリ退治です.お風呂場に殺虫スプレーをシュー,というのは, 何となく人間にも害がありそう... そう思っていたら,風呂場ならシャンプーが最適というありがたい情報を夫が仕入れてきました. 背中にかけてもダメ.でも,箒でひっくり返してジタバタしているところに,ボトルからチューとかけると, あーら不思議(いや,ちゃんと理由はあるんですけど),すぐにお亡くなりになってくれます.

でも,娘には「かわいそう!」と言われてしまうんです.娘は,少し前までは「キャー!ゴキブリ!!!」 だったのに,最近は素手で,まるでバッタでも捕まえるように捕まえられるようになったのです!! 捕まえるのが楽になった,,,と喜んでいたのもつかの間,そのまま玄関から外に逃がしてやるものですから, 全然ゴキブリ退治にならない.うーむ,それも困る.


手作りスモーカー

もうだいぶ前に「 ハム・ベーコン台所工房(雄鶏社)」 という本を購入して,いつかハムやベーコンを手作りするぞ!と思っていたのを,1年程前に実現しました. スモーカーを手近な物で手作りするところが,けちな私がこの本を気に入った理由です. 購入したのは天ぷらガード2枚とレンガ2つだけで,あとは家にあったワイヤーハンガー4本,ガムテープ,古いパイ皿,菜ばしだけで燻製器の出来上がりです. アウトドアではなく,家庭用のガス台の上で使います. 一度作れば,ベーコンもソーセージも,まだ挑戦していませんがハムだって作れちゃいます.

先日,ガス代をケチるため,ベーコン(700g)とソーセージ(800g,2m×2本分)を同時に作ってみました. さあ,スモークだ!と勇んだところ,,,あれ,スペース的に全てが入りきらない! 仕方なくソーセージ半分はボイルだけにして,スモークはベーコンとソーセージの残り半分だけすることに. これなら入りきるぞ,,,,あっ,スモーカーが壊れる! 重すぎでした.何しろ,アルミ製の天ぷらガードを何度も何度も使っているわけですから. ちょっとベコベコしているので,バランスを崩すとグニャリといってしまいます.今回は,そーーーーっとバランスを崩さないように気をつけてどうにかスモークしましたが, 過ぎたるは及ばざるが如し,ケチりすぎはいけませんね.


派手な鉛筆を使ってます

末の娘が小学校に入学.入学用品として買った鉛筆も, 削る前に短い鉛筆をくっつけて,まず私が使っています. 大学の助教授が,ポケモン柄の派手な鉛筆を使っているのは,そういう理由なのです.


コンポスト その後

1年程前に自宅の引越しをしたのですが, 以前住んでいた家の前を通ったときに,庭をちょいと覗いてみました. (覗くといっても,公道から地続きになっているちょっとしたスペースなので, 「覗き込む〜」というわけではないです,念のため.) すると,おお,以前コンポストを設置していたところにかぼちゃのツルがわんさと 伸びていました. しばらくして、いつの間にやらかぼちゃがゴロゴロと出来ていたら, 今の住人はびっくりするだろうなぁ. (今の住人は息子の同級生の一家.)

もちろん,現在の我が家でも,コンポスト出身のかぼちゃの苗が すくすく育ってます.


食器洗い機が買えない

自動食器洗い機は,手で洗うよりも省エネだと言われています.でも,本当? たとえば,一般的な主婦の半分以下の水の量で洗い物をし,洗剤の類はほとんど使わず,冬でもお湯を使わなかったら,やっぱりそっちの方がエネルギーは使っていないのではないか.

えっ? 冬でも水で洗い物!?と驚くでしょうが,私が洗うと,お湯になってくれないんですよ.お湯の蛇口をひねっても,ちょろちょろしか出さなかったり,こまめに水(お湯のつもり)を止めたり出したりすると,湯沸し器がまじめに働いてくれないので,お湯にならないのです.

それでも,お湯で洗えるときがあります.それは,お風呂にお湯をためているときです.水量はいい感じにちょろちょろしか出ないし(お風呂に取られるから),ちゃんとお湯が出ます.だから,冬場はお風呂を入れている5〜10分の間がベスト皿洗いタイム! それでも,食器洗い機より省エネだと思うなぁ.


廃品利用で染物を

最近,草木染めに初挑戦しました.草木染めといっても,大学の研究室の隅から発掘された何年ものかのレギュラーコーヒー&緑茶,なかなか飲みきらない頂きもののフレーバーティー,料理で出るたまねぎの皮などの廃品利用です.染めたものは自宅に眠っていた白いタオルや古くなったシーツ(きれいなところ),媒染剤のみミョウバンを購入しました.


コンポストと種

我が家には,コンポストがあります.台所から出た野菜の皮などはすべてコンポストに入れます.そのうちに生ゴミは土となるので,ベランダの植木鉢の中に移します.しかし,中には土にならないものもあります.それは種です.

役に立ってくれるのは,ミニトマトの種です.ミニトマトの種を取って食べるわけではありませんが,時折,しわしわになってしまったものを見つけると,丸ごとぽいと生ゴミにしてしまいます.すると,朝顔の種まきをした植木鉢に,ミニトマトの芽が出るのです.毎年これを別の大きな鉢に移し替えて育てて,夏に収穫しています.

一方,毎年頭を悩ませていたのがかぼちゃの種です.とにかく発芽しやすくて,コンポストの中でわんさと伸びてきます.抜いても抜いても後から後から,とくに,春先は大変です.しかし,最近,対処方法を見つけました.種を捨てなければいいんですね! かといって「燃えるゴミ」に捨てるのはしゃくです.そこで,食べてしまうことにしました.かぼちゃを買ったら種とワタをとり,よくふくらんだ(発芽しちゃいそうな)実をワタからはずし,乾燥させ,フライパンで炒ったら出来上がりです.子供のころ,殻をぱちんと割って食べたのを思い出します.塩味があったらもっとおいしいと思うのですが,
どのようにつけたらよいのかわからず味無しで食べていますが,結構いけます.


短い鉛筆,長い鉛筆

子供の頃から気になっていた問題として,鉛筆が最後まで使えないのをどうにかしたい,というものがあります.鉛筆は普通17.5cmあるのだけれど,たいていは7cmくらいになると使いづらくなって,ホルダーをつけても4cmくらいまでが限度. 17.5cmのうち4cmは捨てられるって,もったいない!!解決方法は以下のとおり.

新品の鉛筆を買ってきます.そして,短くなった鉛筆のおしりを,新品の鉛筆にくっつけます.私はセメダインCをつかいました.そして,ちょっと長めの鉛筆として使用します.削るうちに古い鉛筆はなくなってしまう.

もう何年も私は長めの鉛筆ばかりを使っています.短くなった鉛筆を息子たちからもらい,古い鉛筆が完全になくなってしまったら,新しい鉛筆として息子に返すことにしています.鉛筆の中には,後ろに消しゴムのついた物や,ユニの鉛筆のように少し丸くなって塗料が塗ってあるおしりをしたものもありますが,そのときはカッターで平らに切り落として新しい鉛筆に接着します.

接着が確実でないと,使い出してほどなく書いているときにぽろっと取れてしまいますが,1度くっついてしまえば,カッターで削ったり字を書いたりしても,接着したところがとれることはありません.(電動鉛筆削りというものを持っていないので実験していませんが,これ入れるのは,ちょっと怖い.)難点は,長すぎて筆箱に入らないことですが,私はずっと大学に置きっぱなしなので問題はなし.新品の鉛筆でない取り出しづらい背の高い鉛筆立てに立てているので,ちょうどいいのくらいです.

最近の問題点は,息子が成長し,シャープペンシルなんていうものを使うようになり,短い鉛筆が手に入らないことです.学校に落ちてたら拾っておいで,とまで言っているのですが,入荷されません.ううむ.シャーペンの芯の最後の1センチももったいないと思っているのですが,これはどうにも手のつけようがなさそうです.


雨がもったいない!

姫路に住んでいた頃の話.ある夏に自宅の水道代が倍増した時,子供が外で水遊びをしすぎたのでは!?と思って,雨水のタンクを設置しました.300リットルのタンクで,農作業の水撒きなどに利用する物のようですが,雨どいの水が入るように樋を加工して作りました.ブロックで30cmくらいの高さに底上げし,底近くに蛇口をとりつけてあり,ひねれば水道のように水が出せました.水道代の倍増は水漏れによるものだったのですが,タンクの効果は大きい!!なんと言っても,子供の大好きな水遊びを笑顔で見ていられるのがうれしかった.晴れの続く夏に数日水遊びをするとタンクが空になり,雨が降るまでは水遊びはできなかったのですが,これも「水=限りある資源」を実感できてよい教育的効果があったか?

たまった水が汚くなるのでは,と心配もしましたが,タンクの底に土がたまるものの(それもわずかづつ)水はいつも澄んでいました.子供の水遊びのほか,庭の水やりや運動靴を洗うにも使っていました.

残念ながら,今の自宅にはそのようなタンクを設置するスペースがなく,水道の水で花に水やりをしなくてはなりません.ああ,もったいない,もったいない...


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